ツシマヤマネコ田んぼ再生研修

2014年12月18日

ぞうさん今回、自然再生の研修のため長崎県対馬市志多留地区に
行って来ました!!

 

対馬はツシマヤマネコの生息地。
現在個体数は70~80。
ツシマヤマネコは普段ネズミ、カエル、ヘビなどを
食べて暮らしていますが、それらが生息しやすい田畑が
少なく、エサも捕獲しにくいため数が減ってきています。
今回はエサが生息する環境を整える研修に参加
してきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(写真)耕作放棄地 第一段階
元々は水田だったこの場所。
今では、畳に使うイグサなどがびっしり生えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

(写真)耕作放棄地 第二段階

奥に「荻」が群生しているのがお分かりになります
でしょうか。背が高くなっているのが荻です。
このような状態になると土の下は根がびっしり生えて
いて、元の水田の状態に戻すためには、重機を入れて
作業をしないと人の手ではどうにもなりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

(写真) 水田 復旧 レクチャー

今回は第一段階の状態から着手。
大学の先生からレクチャーを受けて、作業の
手順を学びます。
まずはイグサをスコップで掘って除去。
これはイグサをある程度除去した状態での
写真ですが、もう既に水が戻ってきています。
イグサを取ったら、田んぼの中のボコボコしている
山の部分を取って、均します。

 

 

 

 

 

 

 

 

(写真) 除去した土

除去した土は土のう袋の中へ。
草が付いている部分を下にして、できるだけ袋の
中で再度生長しないように工夫して入れます。

 

 

 

 

 

 

 

(写真) 畦づくり

田んぼから出した土を土のう袋に詰めたら
その土のうを使って畦づくり。
上から踏んで余分な水分を出し均して行きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

(写真) 田んぼ

今回は時間の都合でここまではできませんでしたが、
作業が終わるとこんな風に!!
私達もほんのちょっと作業しただけで、
水が戻ってきてオケラやゲンゴロウを発見しました。

水田には他にも大事な機能が!!
それは「防災」です。
放棄されたままだと、降雨量が川を流れる水量の
許容量を超える時、その溢れた水が周辺に住む方の
家に流れ込みます。

一気に流れ込まないように、田んぼが水を貯水する
「ダム」の役割をしてくれています。

本当に無駄なことはなくて、全てが循環し、
共存しているだということをまざまざと教えてもらった
研修でした。

※余談ですが、ツシマヤマネコは繁殖期に入って
いてお会いできず。。。
また行く楽しみが出来ました。

 

神奈川県藤沢市の造園会社 蛭田造園

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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