庭に水溜りができる。

2011年3月30日

最近の新築戸建てで多くみられる庭。
新しい生活に慣れた頃、生活スタイルに適した庭を考えだす。
・ガーデニングやファーミングで楽しむ
・庭を見て楽しむ
今は引き渡し時と変わらず土のまま。

そろそろ「何かしよう」と思った時に、土壌の問題が出てくることがあります。
今の土壌では出来ないことがいろいろと。

先日、お客様から「芝生の庭にしたい」とご相談をいただきました。
現地調査で気になったのは土質。
現状の「問題点」を伺うと、雨が降ると水溜りが出来るとのこと。

水勾配は建物から庭の方に向かって取っているので、雨水は建物と反対側に流れます。
雨水が土に浸透すれば問題はないが、そうでない場合は排水設備が必要。

「問題点」水溜りについてわかったことは、二つ。
・粘土っ気の土質。(浸透・保水性が良くない)
・勾配の先に排水設備がないこと。

土壌改良:土をすき取り、新しい土と土壌改良剤(ネニサンソ)を混ぜ込みます。
排水設備:U字溝と集水桝の設置。


写真(左):工事前
写真(中左):工事中・土壌改良
写真(中右):工事中・集水桝とU字溝設置
写真(右):完成

新築戸建ての土壌は盲点になるかもしれません。

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